毎日の歯磨きに加えてデンタルフロスや歯間ブラシを使うことは、虫歯だけでなく歯周病の予防にもつながります。

歯ブラシのみで落とせる歯垢(プラーク）は約60％と云われ歯の表面の汚れは落ちても、歯と歯の間の汚れは十分に落とせません。

ところが歯間ブラシを使うことで、歯垢除去率を90％近くに引き上げることができます。

爪楊枝は食渣(食べかす)をとるものであり、プラークは除去出来ません。

1日3回の歯磨き全てに歯間ブラシを使用するのが理想ですが、難しい場合は、まず1日１回、比較的時間がとりやすい夜の歯磨きで歯ブラシで磨いたあと、歯間ブラシを使って歯垢を除去しましょう。

歯間ブラシの使い方

①鉛筆を持つように持ちます。

②鏡を見ながら歯茎を傷つけないようにゆっくり差し込みます。

③歯の側面に沿わせて前後に軽く5〜10回動かします。奥歯は歯の内側(舌側),外側(頬側)と両方の側面から行うのが望ましいです。

④歯ブラシ、歯間ブラシとも磨き終わったら流水でよくすすぎ、風通しのよい場所で保管しましょう。

歯ブラシ、歯間ブラシ共に、使用頻度、力の入れ方にもよりますが約2〜3週間が取替時期の目安になります。ブラシの毛先の状態を見て毛先が寝てきたら交換するようにしましょう